藤井大丸の最大の特徴は、単なる衣料品の陳列にとどまらない、各フロアごとに統一された明確な美意識と世界観です。現在展開されている本館地下1階から7階・屋上、ならびに周辺の別館(WEST・SOUTH)の全貌を、現場の動線に沿って紐解いていきます。
地下1階の「TASTY MARKET」は、厳選されたグローサリーやこだわりのスイーツ、デパ地下グルメが並ぶ美食空間です。一般的な百貨店の巨大な食品フロアとは異なり、オーガニック志向の食材やローカルのクラフトスイーツ、デザイン性の高い輸入食品がコンパクトに凝縮されており、日常使いから手土産選びまで高い支持を得ています。
1階のエントランスフロアは、館の顔となるコスメティック、ジェンダーレスジュエリー、そして常に話題のブランドが入れ替わるポップアップスペースで構成されています。通りを行き交うトレンドセッターの視線を奪う空間設計がなされており、京都初進出のフレグランスブランドや限定コラボレーションの先行販売が頻繁に開催される最重要フロアです。
2階から5階にかけては、国内外で評価されるハイエンド・コンテンポラリーファッションが展開されています。人気セレクトショップや気鋭のドメスティックブランド、モードとストリートを横断するジェンダーフリーなショップが連なり、各店舗のスタッフが発信するスタイリング提案も大きな魅力です。さらに本館だけでなく、近接する「FUJII DAIMARU WEST」や「FUJII DAIMARU SOUTH」へのアネックス展開により、路面店感覚でのショッピング体験もシームレスに楽しめます。
6階および7階は、カルチャー、メンズアパレル、インテリア、イベントホールで構成され、週末にはアートエキシビションや限定マーケットが開催されます。屋上庭園は買い物の合間に京都の山並みを眺めながら一息つける都会のオアシスとして、感度の高い若年層から大人層まで幅広く親しまれています。