現在の自動車業界において、ドライブレコーダーは単なる「録画装置」ではない。駐車監視モード中に衝撃を検知すると、即座にクラウドへ映像をアップロードし、所有者のスマートフォンに通知するシステムが標準化している。さらに、周囲の車両のドラレコが「目撃者」として機能するケースも急増中だ。
自分が気づかないうちに、隣に停まっていた車のAIカメラがあなたの車のナンバーと、接触した瞬間の音を克明に記録している。警察はこれらの民間データを収集し、パズルのピースを合わせるように容疑者を特定していく。もはや「誰も見ていなかった」という状況を作り出すこと自体が不可能なのだ。