壇蜜さんの炎上歴の中で最も社会的インパクトが大きかったのが、2017年7月に公開された宮城県の夏季観光キャンペーン動画「涼・宮城(りょう・みやぎ)」を巡る騒動です。
動画内では、壇蜜さんが仙台藩主・伊達政宗の正室である愛姫(めごひめ)風の衣装で登場。県のキャラクター「むすび丸」の頭を優しく撫でたり、唇のアップとともに「宮城イっちゃう?」「涼しい宮城、涼・宮城(りょうみやぎ)でイキましょう」と囁くなど、性的な意味合いを強く連想させる演出が多数盛り込まれていました。
公開直後から動画の再生回数は数百万回を突破し、絶大なPR効果を見せたものの、事態は急速に悪化します。宮城県議会の女性議員有志や市民団体から「性的なコンテンツで女性を軽視している」「公金(約2,300万円)を使った自治体の公式PRとして著しく品位を欠く」として、動画の即時配信停止を求める抗議文が提出されたのです。
当時の村井嘉浩知事は当初「賛否両論あるのは関心が高い証拠」と擁護していましたが、抗議の拡大と世論の猛反発を受け、予定よりも前倒しする形で動画の配信中止・削除に追い込まれる結末を迎えました。