石穴稲荷神社でご利益を授かるためには、古くから伝わる丁寧な参拝マナーを遵守することが不可欠です。観光気分で無作法に立ち入ることは避け、以下の手順に沿って真摯に祈りを捧げましょう。
まず、境内下の社務所に立ち寄り、参拝用のセット(ろうそく、お神酒、油揚げ)を初穂料をお納めして拝受します。このろうそくを使った参拝方法が、石穴稲荷神社を象徴する重要な儀礼です。
拝殿および本殿へお参りした後、お供え物を手にして奥の院へと続く石段を登ります。急勾配で足元が滑りやすいため、歩きやすい靴での参拝が鉄則です。巨石の洞窟に到着したら、用意された燭台にろうそくを灯し、お神酒のフタを開けて油揚げと共にお供えします。暗闇に揺れる炎に向かって深く頭を下げ、二礼二拍手一礼の作法で心静かに祈願してください。参拝を終えた後は、火災防止のためろうそくの火を確実に消し、お供え物を残さず持ち帰るのが神域を護るための絶対ルールです。