台湾・九份と千と千尋の神隠し|宮崎駿が完全否定した真相と聖地の現在

台湾・九份と千と千尋の神隠し|宮崎駿が完全否定した真相と聖地の現在

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Q1:宮崎駿監督は一度も九份を訪れたことがないのですか?
A1:映画『千と千尋の神隠し』(2001年公開)の制作準備およびロケーションハンティングの段階では、宮崎監督は一度も九份を訪れていません。監督自身がインタビューで公式に明言しています。なお、作品完成から大幅に年月が経ったプライベートな旅行や別件の滞在の有無について噂されることはありますが、少なくとも本作の美術設定や世界観構築において九份を参考にした事実は一切ありません。

Q2:ジブリ公認の『千と千尋の神隠し』公式モデル地は日本国内のどこですか?
A2:スタジオジブリが公式出版物や展示等で明示している主な舞台・インスピレーション源は、東京都小金井市の「江戸東京建物園」(武居三省堂、子宝湯など)、愛媛県松山市の「道後温泉本館」、東京都目黒区の「目黒雅叙園(現・ホテル雅叙園東京)」の内装装飾です。また、特定の1箇所をそのまま再現したのではなく、宮崎監督の記憶にある昔の日本の温泉街や擬洋風建築が重層的にブレンドされています。

Q3:九份で『千と千尋』のグッズや湯婆婆の看板を見かけるのはなぜですか?
A3:映画の世界観と九份の街並み(特に赤提灯や阿妹茶樓の外観)が似ていることから、2000年代以降に現地の商店や旅行業者が観光プロモーションとして非公式に活用し始めたためです。現在店頭で見かけるカオナシ等のグッズやキャラクター看板の多くはスタジオジブリの公式ライセンス商品ではなく、現地の商業的な観光演出の一環として定着してしまったものです。

山崎 陸
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山崎 陸

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