宮崎の温泉を余すことなく楽しむなら、宮崎県観光協会が提案する広域周遊ルートを参考にしたい。沿岸部のリゾートエリアから内陸部の歴史ある湯治場へと巡るルートは、景色や泉質のダイナミックな変化を体感できる最高のドライブコースだ。
昼は海岸線をドライブして南国の光を全身に浴び、夜は静かな山あいの宿で炭酸水素塩泉のぬくもりに浸る。急ぎ足で観光地を巡るのではなく、一箇所に留まり余白の時間を愉しむことこそが、大人だけに許された贅沢な旅の作法だ。地元産の柑橘を使ったご当地ドリンクや新鮮な海の幸を堪能しながら、刻一刻と表情を変える風景を眺める時間は何物にも代えがたい。