近年、デジタル化の波は母子保健の分野にも急速に広がっている。厚生労働省が普及を後押しする母子健康手帳アプリの活用により、健診ごとの測定データを手軽にデジタル管理できる環境が整ってきた。
スマートフォン上で胎児の推定体重を入力すると、自動的に発育曲線上にグラフ化される機能が搭載されているアプリも多い。紙の手帳では掴みにくかった「成長の軌跡」が可視化されることで、過去のデータと比較しながら主治医の説明を冷静に振り返ることができる。変化のトレンドを自身で把握することは、余計な不安を解消するための有効な手段だ。