地球温暖化の影響は、私たちの食卓にダイレクトに響いている。特にここ数年、日本の夏は酷暑が常態化し、秋口になっても厳しい暑さが続くようになった。こうした環境下で、体温を下げる効果がある「水分を多く含んだ野菜」への需要はかつてないほど高まっている。
トマトときゅうりは、その代表格だ。しかし、ただ食べるだけではない。産地直送のサブスクリプションサービスや、スマート農業による安定供給が普及したことで、新鮮な状態で手に入るルートが多様化した。かつてのような「夏だけのもの」という枠組みを超え、年間を通じて質の高い素材が手に入るようになったことも、ブームを後押ししている。