自分が依存症の入り口に立っているかどうかを判断する世界的な基準として、世界保健機関(WHO)が作成した「AUDIT(Alcohol Use Disorders Identification Test)」がある。これは全10問の質問から構成され、飲酒の頻度や量、それによる生活への影響を数値化するものだ。
質問内容は非常にシンプルだ。「どのくらいの頻度でお酒を飲みますか」「お酒を飲み始めると、やめられなくなることがどのくらいありましたか」といった問いに答えていく。合計点数が8点以上(男性の場合、女性は6点以上)であれば、すでに「危険な飲酒パターン」に陥っている可能性が高く、専門機関への相談が推奨されるレベルとなる。まずはこの客観的な数字と向き合うことが、回復への第一歩となる。