日本屈指の洋画専門チャンネルとして培ったプライドは、特集企画の鋭さに色濃く表れている。アルゴリズムが機械的に弾き出すおすすめリストとは一線を画す、血の通ったラインナップが特徴だ。
例えば、現代映画界を代表するクリストファー・ノーラン監督の大規模な特集上映では、初期のインディーズ作品から世界的大ヒット作までを網羅的に放映。ノーラン特有の複雑な時間軸構成やフィルム撮影への偏執的なこだわりを、徹底した解説付きで深掘りする企画は映画ファンから絶大な支持を得た。
劇場公開時に見逃したミニシアター系の秀作から、4Kリマスターで蘇る往年のクラシック映画まで、映画という表現形式の奥深さを余すところなく提示し続けている。