結局のところ、スナックという場所が長く愛されるかどうかは「人」で決まる。料金でも立地でも内装でもなく、ママやスタッフの人柄、そして集まる常連客のカラーが店の全てを作る。スナックfaceがSNSで話題になり、新規客を呼び込み、かつ古い常連を繋ぎとめていられるのは、その「人」の部分がしっかりしているからだろう。
入間市豊岡という、決して派手ではないエリアで、スナックfaceは夜ごと小さな劇場を開いている。カラオケの音が漏れる。笑い声がする。タバコと酒と、誰かの話の残り香が混ざって、それが「夜の記憶」になる。それでいい。それがスナックだ。
初めて訪れるなら、月曜から土曜の夜8時以降に足を運んでみてほしい。緊張しなくていい。ドアを開けた瞬間、スナックfaceの「FACE」——その顔が、きっと迎えてくれるから。