インターネット上の楽曲レビューやSNSにおけるリスナーの反応を追うと、初聴時のインパクトから深い共感へと意識が変化していくグラデーションが鮮明に見えてきます。
「初めて聴いたときは『浮気してってどういうこと?』と驚いたけれど、歌詞全体を読み込むとこれ以上ない深い愛情の歌だと気付いた」という声は非常に多く見られます。また、「恋愛の初期衝動ではなく、酸いも甘いも経験した大人の関係だからこそ刺さる」「綺麗事ばかり並べたラブソングよりもずっと信用できる」といった、リアルな人間関係を描く筆致に対する高い評価が目立ちます。
単なる耳触りの良いポップスで終わらず、言葉の奥底にあるメッセージについてリスナー同士が語り合いたくなるフックを備えている点こそ、『Lovers』が息の長いロングヒットを記録している本質的な理由と言えます。