宇宙探査の現場でも、この法則は新たな推進力を生み出している。従来の化学燃料ロケットに代わり、長距離宇宙飛行の主役となりつつある「電気推進(プラズマエンジン)」だ。推進剤をイオン化し、強力な磁場と電流によって超高速で後方に噴射する。重力から解き放たれた宇宙空間で、微小だが持続的な推力を得るために、この電磁気学の基本がフル活用されている。火星有人探査の実現は、この左手の力にかかっていると言っても過言ではない。
スマホの次を動かす「左手」の魔力。Ev・宇宙開発で再評価される古典物理のいま
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