ゲームコミュニティにおけるスマーフ行為の意味は、対戦ゲームにおいて高いスキルを持つ上級者が、本来の適正ランクより意図的に低いランク帯やカジュアルマッチに参加し、初心者や中級者を一方的に圧倒する行為を指します。実力を偽装して対戦に参加すること全般が含まれます。
ユニークな響きを持つ「スマーフ」という言葉ですが、そのスマーフの語源・由来は1996年にリリースされた名作RTS『Warcraft II』に遡ります。当時、圧倒的な強さを誇っていた2名のトッププレイヤー「Shlonglor」と「Warp!」が、あまりの強さに誰からも対戦を挑まれなくなってしまいました。
そこで彼らは、ベルギー発祥の青い妖精アニメキャラクター「The Smurfs」にちなみ、「PapaSmurf」と「Smurfette」という偽のサブアカウントを作成。初心者のふりをして一般プレイヤーと対戦し、大勝して楽しんでいたという有名なエピソードが、この言葉の定着のルーツとなっています。
当時の牧歌的なゲームカルチャーから生まれたスラングでしたが、対戦ゲームがeスポーツとして高度に競技化された現在では、サブアカウントによる初心者狩りを指す悪質なマナー違反・不正行為の代名詞として世界中で認知されています。