事の発端は、今年初頭に大手プラットフォームで開始されたリマスター版の配信だった。深夜帯のひっそりとしたスタートだったにもかかわらず、口コミは瞬く間に拡散。気がつけば、最新のアニメやトレンディな海外ドラマを抑え、総合ランキングの上位に居座り続けている。この「トミマツ現象」は、単なる中高年のノスタルジーではない。視聴データの分析によると、再生人数の半数以上を10代から20代の若年層が占めているというのだ。
スマートで洗練された現代のコンテンツに慣れ親しんだ世代にとって、彼らの放つ生々しい熱量は、むしろ新鮮な刺激として映ったのだろう。予定調和をぶち壊すエネルギーが、そこにはある。