SNSのタイムラインをスクロールすれば、美しく盛り付けられたヴィーガンプレートや「デトックス」を謳うインフルエンサーの投稿が溢れている。特にタイパ(タイムパフォーマンス)やクリーンな生き方を重視するZ世代やミレニアル世代にとって、肉食を避けることは一種のステータスであり、自己表現の手段だ。
しかし、そこにはメディアが作り上げた「野菜=無条件に健康」というバイアスが潜んでいる。加工されたヴィーガン用代替肉には、味を調えるために大量の塩分や添加物が使用されているケースも少なくない。「エシカル(倫理的)」という響きに踊らされ、本質的な栄養バランスを見失う若者が後を絶たないのが現状だ。