波紋はCloudflareだけに留まらない。Amazon Web Services (AWS) やMicrosoft Azureなど、他の主要クラウドプラットフォームを利用している企業であっても、フロントエンドのDNSやCDNにCloudflareを採用していた場合、すべてのアクセスがシャットアウトされた。一見すると他社クラウドの障害に見えるトラブルも、根底では単一のネットワークインフラ障害に起因しているケースが目立つ。
デジタルインフラの集約化が進んだ結果、世界中のWebトラフィックの数割がわずか数社のビッグテックを経由する事態となっている。専門家は「利便性と引き換えに、我々は全卵を一つのカゴに盛るリスクを冒している。マルチクラウド構想はストレージや計算資源だけでなく、ネットワークの入口部分にこそ適用されなければならない」と警告する。