現在、若者言葉の震源地は完全にデジタル空間へと移行した。とりわけTikTokやYouTubeのショート動画、X(旧Twitter)のタイムラインは、新しい言い回しを瞬く間に爆発させ、同時に驚異的な速度で摩耗させていく。
数百万回再生されたミームは、わずか2〜3週間で全国のZ世代に浸透する。しかし、誰もが使い倒した瞬間から陳腐化が始まり、数か月後には「それ、まだ使ってるの?」と嘲笑の対象になりかねない。かつては何年もかけてゆっくりと死語になっていった言葉たちが、今やデジタルアルゴリズムによって数か月単位でその一生を終える時代に突入している。