世間を騒がせた二人の密着した関係は、1981年後半から1985年初頭に至るまで続いた。検証すると、松田聖子と郷ひろみの実質的な交際期間は約3年半に及ぶ。この期間中、二人はスターとしての絶頂期を駆け抜けながら、秘められた愛を育んでいた。
1982年にリリースされた『赤いスイートピー』は、彼女の歌手としての評価を揺るぎないものにした名曲だが、この楽曲が生まれた背景にも当時の恋愛模様が影を落としていたと囁かれている。可憐な歌詞と切ないメロディは、どこか二人の切実な距離感を投影しているようでもあった。
年末の『NHK紅白歌合戦』をはじめとする大舞台でも揃って出演を重ね、ファンはふたりの目線や仕草にわずかな交際の証拠を探そうと躍起になった。しかし、トップスターゆえの多忙さと過密スケジュールは、容赦なく二人のプライベートな時間を削り取っていった。