関係者が口を揃えるのは、スポットライトを浴びている時間とオフの時間の凄まじい落差だ。ライブステージで見せる野性味あふれるシャウトや色気漂うダンスからは想像もつかないほど、普段の本人は驚くほど物静かで内省的だという。
関係者への独自取材によると、地方ロケの合間には控え室で一人黙々と純文学を読みふけり、古着屋をひっそりと巡る姿が目撃されている。自らを「陰キャ」と称し、ラジオ番組やエッセイで見せる独特で偏屈なワードセンス。そのひねくれたユーモアと、圧倒的なヴィジュアルとのギャップに、熱狂的なファンはたまらない愛着を抱く。
決して自分を良く見せようと飾らない。弱さやコンプレックスすらも独自の美学へと昇華してしまう自己開示のあり方が、ファンの心を強く惹きつけてやまないのだ。