一番人気を誇るのは、意味がありそうで全くない、強烈なインパクトを放つパワーワード系だ。「概念としての定食屋」「IQ3の集い」「語彙力を実家に忘れた人々」——こうした脱力感あふれる命名は、参加者に「ここでは肩肘を張らなくていい」という暗黙の安心感を与える。
言葉のチョイスがシュールであればあるほど、グループ内の会話ハードルは下がる。ある20代のWebデザイナーは「仕事の緊張感から解放されたくて、仲の良い友人グループを『全日本二度寝選手権日本代表』と名付けた。通知が来るたびにフッと肩の力が抜ける」と語る。ロジックを超えた語感の面白さが、現代人の疲れた心に直球で刺さるのだ。