Q1:完全な独学で司法書士と行政書士に合格することは可能ですか?
A1:行政書士に関しては、質の高い市販テキストや問題集が充実しており、法改正に対応した最新教材を徹底反復することで独学合格を果たす人は珍しくありません。一方、司法書士の完全独学合格は極めて困難です。択一式の膨大な知識量に加え、記述式試験では独自の解法手順(枠ズレ防止策や登記申請書の雛形暗記)を確立する必要があり、独学者の合格率は1%未満と推測されます。司法書士を目指す場合は、通信講座や予備校の活用を強く推奨します。
Q2:行政書士に受かったら、司法書士試験の免除制度などはありますか?
A2:免除制度は一切ありません。司法書士試験には学歴・年齢・国籍などの受験資格制限がなく誰でも受けられますが、行政書士や宅建士などの他資格を保持していても、科目免除等の優遇措置は存在しません。全受験生が午前択一、午後択一、記述式のすべてのステージを同じ条件で受験します。
Q3:ダブルライセンスを取得した場合、開業時の年収は跳ね上がりますか?
A3:開業直後から自動的に年収が跳ね上がるわけではありません。登記と許認可のワンストップ対応は強力な差別化になりますが、それぞれの業界団体(司法書士会・行政書士会)への入会金や年会費の維持コストが二重にかかります。開業初期はどちらか一方の主要業務で安定した顧客基盤を築き、業務の幅を広げる段階で追加登録を行うのが経営的に堅実な手法です。