事件の表面化に伴い、水原氏がこれまで公表していた公式プロフィールの信憑性にも次々と疑問符が付きました。日米のメディアが一斉に過去の経歴を検証した結果、複数の重大な経歴詐称疑惑が浮上しました。
代表的なものが大学の学歴です。水原氏はこれまで「カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)を卒業」と報じられていましたが、同大学の広報担当者がメディアの取材に対し「水原一平という人物が在籍した記録はない」と公式に回答。学歴詐称が決定的となりました。
さらに、球団通訳としてのキャリアにも虚偽が含まれていました。2010年代初頭に「ボストン・レッドソックスで岡島秀樹投手の通訳を務めた」とされていた経歴についても、レッドソックス側が「水原氏を通訳として雇用した記録はない」と声明を発表。岡島氏本人も当時の担当通訳は別人物であったことを明かしています。華々しいサクセスストーリーの裏に、多くの偽りの経歴が潜んでいた事実は、ファンにさらなる失望を与えました。