過酷な闘病生活を公私にわたって献身的に支え続けたのが、夫でアニメーション監督・演出家の西久保瑞穂氏です。『赤い光弾ジリオン』や『ジョバンニの島』、押井守監督作品の演出など数々の名作を手掛けてきた西久保氏とは、アニメ界のおしどり夫婦として広く知られていました。
水谷さんが病に倒れてからも、西久保氏は妻の「声優として最後まで現場に立ち続けたい」という強い願いを尊重し、日々の通院や体調管理を二人三脚で支え続けました。仕事仲間に対して病状を伏せ通せたのも、家庭内での徹底したケアと深い愛情があったからに他なりません。
妻の旅立ちに際し、西久保氏をはじめとする親族は静かに見送り、その深い絆は多くの関係者の涙を誘いました。