水出し緑茶における最大のトピックは、何と言っても「エピガロカテキン(EGC)」というカテキン構造体の働きです。お湯で淹れた茶葉からは「エピガロカテキンガレート(EGCG)」が多く抽出されますが、低温の水中ではEGCが優先的に溶け出すという特質があります。
国立研究開発法人である農研機構で長年茶の機能性を研究してきた山本万里氏らの研究グループによれば、このエピガロカテキンはマクロファージや粘膜免疫を活性化させる力がきわめて高いことが判明しています。熱を加えないことで成分が破壊されず、免疫系の防衛ラインを多角的にサポートするのです。2026年の最新科学データにおいても、感染症予防や日常的な体調維持に対する有用性が示され、国内外から熱い視線が注がれています。