尾瀬国立公園の象徴とも言える木道網に、新たな運用ルールが導入された。長年の足踏みによる木道の摩耗や、一部の混雑区間における安全上の課題に対応するため、環境省は主要ルートにおける歩行マナーの再徹底と通行規制のアップデートを発表した。
とりわけハイキング客が集中する鳩待峠から山ノ鼻へと続くアプローチでは、木道の右側通行徹底に加え、ストック使用時のプロテクター装着義務化がより厳格に運用されている。植生を痛めないための配慮であり、旅行者一人ひとりの意識が試される局面だ。現地ボランティアの呼びかけに応じ、整然と歩みを進めるハイカーの姿が印象的だった。