1943年1月15日、東京・神田に生まれた彼女は、悠木千帆の芸名で名門劇団「文学座」に入団した。新劇のホープとして頭角を現した彼女の大きな転機は、テレビドラマへの進出だった。特に1974年に放送されたTBSドラマ『寺内貫太郎一家』で演じた、主人公の母親「きん」役は伝説的だ。当時、彼女はまだ31歳。老けメイクを施し、身悶えしながら「沢田研二〜!」と叫ぶ姿は日本中を爆笑の渦に巻き込んだ。若くして老いを演じる天性の才能と度胸は、この頃から突出していた。
樹木希林の波乱万丈な75年!『万引き家族』秘話と家族の証言
•
•
1分で読める