Q1:手術後の傷口を早く綺麗に治すために、サプリメントやプロテインを飲んでも大丈夫ですか?
A1:食事だけで必要量のタンパク質(1日70g以上)や亜鉛・ビタミンCを摂りきれない場合、プロテインやサプリメントの活用は非常に有効です。ただし、手術前や術後直後は血液をサラサラにする成分(高濃度のEPAサプリやイチョウ葉、ビタミンEなど)が出血リスクを高める場合があるため、退院時または外来診察時に主治医へ「プロテインと亜鉛・ビタミンCサプリを飲んでよいか」を一言確認してから開始してください。
Q2:退院後、いつから普通の食事(揚げ物やコーヒー、お酒など)に戻していいのでしょうか?
A2:手術の内容によって異なりますが、一般的な目安として、皮膚の抜糸が終わり創部の炎症が落ち着く「術後2週間〜1ヶ月」までは、揚げ物や激辛料理、アルコールは控えるのが安全です。特にアルコールは血管を拡張させて傷口の腫れや出血、痛みを再燃させるほか、肝臓でのタンパク質合成を阻害するため、主治医から「飲酒OK」の許可が出るまではノンアルコール飲料で代用しましょう。
Q3:高齢の親が手術後に食欲不振でどんどん痩せてしまいます。どう対策すべきですか?
A3:高齢者の場合、1日3食にこだわると1回あたりの量に圧倒されて食欲が失せてしまいます。1日5〜6回の「少量頻回食(分食)」に切り替え、1口あたりのカロリーと栄養密度を高める工夫が有効です。お粥に卵黄や粉チーズ、MCTオイル(中鎖脂肪酸油)を小さじ1杯混ぜるだけでも、カサを増やさずにエネルギーとタンパク質を強化できます。また、薬局や通販で買える高カロリー栄養ゼリーを冷やしてデザート感覚で出すのも効果的です。