当時の佳子夫人は、学内でも評判の気品ある女性で、多くの学生から注目される存在だった。慶應義塾大学を卒業後、総合商社に勤務するなど自身のキャリアを歩んでいた彼女だが、石破氏の父である石破二郎氏(元自治大臣・鳥取県知事)の逝去が大きな転機となる。
父の死をきっかけに銀行員を辞め、政治の道を志すことを決意した石破氏。人生の大きな決断を下した彼に対し、佳子夫人は再び向き合うこととなった。悲しみとプレッシャーに直面する石破氏を陰ながら励まし、励まし合いながら絆を深めた二人は、1983年に正式に結婚。政治家の妻としての歩みがここからスタートしたのだ。