あまりにも「CHA-CHA-CHA」の社会的インパクトが強烈だったため、一部のネット言説やライト層の間では「一発屋なのではないか」という誤解が囁かれることがあります。しかし、当時の客観的なチャートデータと音楽業界の評価を検証すると、この俗説が明確な誤りであることが分かります。
石井明美はその後も、1989年に世界的なダンスブームを巻き起こした名曲のカバー「ランバダ(LAMBADA)」をヒットチャートに送り込み、1990年にはTBS系ドラマ『誘惑』の主題歌に起用された「オリーブの首飾り」や、TUBEの前田亘輝が楽曲提供を行った名曲「JOY」などを立て続けにスマッシュヒットさせました。
SNSや動画配信サイトにおける近年のコメント欄、昭和・平成歌謡のコミュニティを調査すると、以下のような高い評価と熱い反響が数多く寄せられています。
- 「『男女7人夏物語』の再放送や配信で初めて聴いたが、イントロのホーンセクションと石井明美の歌声の抜け感が現代のシティポップより洗練されている」
- 「歌番組の特番で生歌を聴いて驚いた。当時のキーのままブレずに歌い上げる声量とピッチの安定感は本物のプロ」
- 「ただのダンスナンバーではなく、今野雄二の歌詞が持つ哀愁を表現しきれるのは彼女のハスキーボイスならでは」
彼女のボーカルに対する評価は、単なる80年代ノスタルジーにとどまらず、純粋な音楽的実力派シンガーとして確固たる地位を確立しています。