「世界のマリオ」を国家的なセレモニーで起用するためには、当然ながら版権元である任天堂の許諾と協力が不可欠でした。企業の看板であり、世界中で愛されるIP(知的財産)を政治的要素が絡みかねない公の場で使用することには、通常であれば極めて慎重な判断が求められます。
クリエイティブチームは、マリオの生みの親である任天堂の代表取締役フェロー・宮本茂氏に直接プレゼンテーションを行いました。単なるお祭り騒ぎではなく、世界中の人々が笑顔になり、日本という国をポジティブに発信するプロジェクトであるという演出意図を丁寧に説明。その熱意とビジョンに共鳴した宮本氏および任天堂上層部が協力を快諾し、公式なタイアップが実現しました。
映像内でマリオが着用しているコスチュームのディテールやアニメーションの質感に至るまで、任天堂の開発チームが細部まで監修を行い、クオリティを極限まで高めたからこそ、あの完成度の高い映像が誕生したのです。