楽天グループの三木谷浩史会長兼社長が推進してきた「ボールパーク構想」は、日本のプロ野球界における観戦スタイルを根底から塗り替えた。従来の「野球を見るためだけの球場」から、「滞在すること自体が楽しいエンターテインメント空間」へのシフトだ。
かつてメジャーリーグから復帰し日本中を湧かせた田中将大投手がマウンドに立つ緊迫した試合日、スタジアム全体の熱気はピークに達する。しかし、パークの真価はそうした熱狂の試合中だけに留まらない。イニングの合間に子どもとアトラクションへ足を運んだり、試合前後に芝生エリアでピクニック気分を味わったりと、野球観戦に新しい自由と選択肢をもたらした。