主体的な学びの場づくりを目指し、文部科学省が進める新学習指導要領のもとで、修学旅行の位置づけは一変した。単なる観光旅行から、課題解決型の探究学習プロジェクトへと昇華しているのだ。生徒たちが自ら調べ、問いを立て、現地で検証する。そのプラットフォームとしての冊子の役割が再定義されている。
この潮流に対し、大手代理店のJTBをはじめとする旅行業界や周辺の教育産業も素早く反応を示している。従来のパッケージツアー提案にとどまらず、現地での学びを深めるガイドブックとしての冊子作成支援ツールや、事前学習用コンテンツの提供を本格化させた。学校と企業がタッグを組み、旅の体験価値を高める取り組みが加速している。