大本眞基子のキャリアを語る上で欠かせないのが、世界中のプレイヤーの記憶に刻まれている数々のアイコニックなキャラクターたちです。
筆頭に挙げられるのは、任天堂の看板タイトル『星のカービィ』シリーズのカービィです。1999年発売の初代『大乱闘スマッシュブラザーズ』および2000年の『星のカービィ64』で声を担当して以来、テレビアニメ版(2001〜2003年放送)を含め、現在に至るまで四半世紀以上にわたりカービィの声を一貫して演じ続けています。カービィのボイスは海外版でも吹き替えられず、大本眞基子の音声がそのまま全世界で共通使用されている点は特筆すべき事実です。
さらに、『MOTHER2 ギーグの逆襲』の主人公であり『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズに参戦するネスのボイス(「PKサンダー」「OK!」など)も大本が担当。少年特有の芯の強さとあどけなさを同居させた名演として親しまれています。
また、ストーリー性の高い作品群でも強烈な足跡を残しています。
- 『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』(舞園さやか):「超高校級のアイドル」として主人公を翻弄し、物語の開幕を象徴する衝撃的な展開を見事に演じ切りました。
- 『コレクター・ユイ』(春日野ユイ):NHK教育テレビで放送された名作アニメの主人公。明るく前向きで、ネット社会の冒険に挑む少女を等身大の魅力で熱演。
- 『ZOIDS -ゾイド-』(フィーネ):記憶を失った古代ゾイド人の少女が、旅を通じて大人の女性へと成長していく繊細なグラデーションを表現。