1984年生まれの生田斗真さんは、2007年の『イケパラ』出演当時22歳でした。ジャニーズJr.黄金期を牽引しながらも、同世代の仲間たちが次々とCDデビューを果たすなか、生田さんは舞台演劇や小劇場の現場で地道に演技の腕を磨き続けていました。
当時は「アイドル事務所に所属しながらCDを出さず、俳優専業で活動する」というキャリアモデルは前例がほとんど存在しない時代でした。その逆境の中で掴み取った中津秀一役で、生田さんは第54回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞や日刊スポーツ・ドラマグランプリ助演男優賞などを総なめにし、お茶の間にその圧倒的な演技力を知らしめたのです。
本作での大成功を皮切りに、生田さんは翌2008年の『魔王』(TBS系)で嵐の大野智さんとW主演を務め、その後も『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』、NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』、映画『土竜の唄』『彼らが本気で編むときは、』など、日本を代表する実力派俳優として確固たる地位を築くことになります。