トイレの個室で手元に生理用ナプキンがないと分かった瞬間、一番重要なのは「時間をかけずに代用品を作る」ことだ。家や外出先で今すぐ用意できる身近なアイテム5選と、漏れを防ぐための固定テクニックを紹介する。
1つ目は、最も手軽に入手できるトイレットペーパーだ。手のひらに10〜15周ほど分厚く巻きつけ、それを横に畳んで縦長の長方形を作る。ショーツのクロッチ(股部分)に敷き、ズレを防ぐためにトイレットペーパーの両端をショーツごと数回横方向に巻きつけて固定するのがコツだ。
2つ目は、ティッシュペーパーとハンドタオル(またはハンカチ)の組み合わせである。肌に触れる部分に清潔な木綿のハンカチを敷き、その内側に折りたたんだティッシュペーパーを挟み込む。ティッシュが吸水層となり、ハンカチが貫通を防ぐ二重構造を作ることで、トイレットペーパー単体よりも高い保持力を発揮する。
3つ目は、おりものシートの重ね使いだ。経血量がまだ少ない時期や始まりかけのタイミングに限られるが、おりものシートを上下・左右に少しずつずらして2〜3枚重ね貼りすることで、一定の厚みとカバー面積を確保できる。
4つ目は、清潔なコットンガーゼや厚手の木綿タオル。救急箱やカバンの中にある清潔なガーゼを厚めに折りたたみ、ショーツにあてる。吸水性・通気性に優れているため、数時間程度の緊急避難には十分役立つ。
5つ目は、近年愛用者が増えている吸水サニタリーショーツや予備の厚手下着だ。もしカバンに予備のショーツがあれば、それを二重履きすることで、万が一の染み出しを大幅に抑えることができる。
応急処置として漏れを絶対に防ぎたい場合は、下着の上からスパッツやタイツ、ガードルを履き、代用品と身体をピタッと密着させることがポイントだ。隙間をなくすことで、歩行時の横漏れやズレを最小限に食い止められる。