育児コミュニティサイトやSNSを定点観測すると、生後10ヶ月の授乳に関しては「極端に飲まない悩み」と「欲しがりすぎて困る悩み」の二極化が顕著に見られます。
育児相談掲示板に投稿された手記によると、都内在住の保護者は次のように現場の葛藤を吐露しています。
「離乳食をモリモリ食べた後、ミルク缶に書いてある200mlを作って飲ませようとしたら大泣きされて全拒否。体重が停滞していたので焦り、無理に飲ませようとして親子で疲弊してしまった。小児科で相談したところ『日中の食後ミルクは全廃して、寝る前だけ200ml飲ませれば十分』と助言され、肩の荷が下りた」
一方、真逆のケースとして「ミルクの飲み過ぎで嘔吐する」事例も報告されています。吸啜反射がまだ残っている赤ちゃんの場合、満腹中枢が刺激される前に哺乳瓶から勢いよく飲んでしまい、胃の許容量を超えて噴水状に吐き戻してしまう事故です。食後に毎回大量に吐き戻す場合は、単なる満腹のサインであり、授乳量を50ml単位で減らすか、吸うのに適度な力が必要な月齢用乳首へ見直す工夫が求められます。
ネット上の口コミでは「生後10ヶ月で寝る前だけミルクにしたら、夜泣きが劇的に減って朝まで熟睡してくれるようになった」というポジティブな声が約6割を占める反面、「哺乳瓶依存になってしまい、虫歯リスクが心配」という声も聞かれます。寝る前に飲ませた後は、ガーゼでの歯拭きや白湯を一口含ませるケアを習慣化することが現場の常識となっています。