パリでの衝撃を経て、彼女は西洋の模倣ではない「東洋人としてのアイデンティティ」を表現することに目覚める。そして1965年、ニューヨークで初の海外コレクションを発表。伝統的な日本の美である「蝶」や「桜」をあしらったシルクのドレスは、現地メディアから「イースト・ミーツ・ウエスト(東洋と西洋の融合)」と絶賛された。彼女の若き日の葛藤と、異国で戦う覚悟が実を結んだ瞬間だった。
生誕100年、いま甦る「世界のモリ・ハナエ」の原点。戦後日本の復興をモードで牽引した、若き日の情熱と知られざる葛藤
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