本作の最大の勝因は、主演を務めた深田恭子とディーン・フジオカによる奇跡的なキャスティングだ。
深田恭子が演じる柴田ミチコは、愛すべきおバカさと一途な純粋さを兼ね備えたヒロイン。「肉!肉!」と叫びながら巨大な肉のクッションを抱きしめるコミカルな姿は、彼女にしか出せない唯一無二の愛らしさだ。失敗ばかりでもどこか憎めないキャラクター性を、抜群のコメディセンスで見事に表現している。
対するディーン・フジオカが演じるドSな元上司・黒沢歩(通称:主任)のハマり役ぶりも語り草となっている。ドSな毒舌を浴びせつつも、ミチコが困った時には必ず手作りの絶品料理を振る舞い助け出す。そのツンデレなギャップと包容力に、ノックアウトされた視聴者は数知れない。