競技シーンの裾野を広げる役割を果たしているのが、文部科学省などが後援する国内最大級のタイピング大会「毎日パソコン入力コンクール」だ。全国の小学生からシニアまで、年間数万人がエントリーするこのコンテストは、基礎的なタッチタイピングの精度を競う登竜門として定着している。
かつて「ブラインドタッチ」と呼ばれていた技術は、いまや教育現場やビジネスシーンで必須のリテラシーとなった。毎パソで培われた正確なポジショニングの基礎があるからこそ、次世代の若きタイパーたちが突如として現れ、歴代王者の記録を脅かす存在へと急成長を遂げている。