関西〜北九州間のフェリー移動を検討する際、必ず比較対象となるのが名門大洋フェリーです。両社の特徴を多角的に比較検証します。
最大の違いは「発着拠点」と「便数・運航スケジュール」にあります。名門大洋フェリーは「大阪南港〜新門司」を1日2便(1便:17:00発、2便:19:50発)運航しているのに対し、阪九フェリーは「神戸(六甲)〜新門司」のほか「泉大津〜新門司」の2航路をそれぞれ1日1便運航しています。
兵庫・大阪北部(北摂エリア)や京都、中国地方(岡山・広島方面)からアクセスする場合は、六甲アイランド発着の阪九フェリーが圧倒的に便利です。一方、大阪市内南部や奈良、和歌山方面からのアクセスは大阪南港や泉大津が視野に入ります。
また、「船内設備のコンセプト」にも明確な違いが存在します。名門大洋フェリーが全便定額バイキング(夕食・朝食)と機能的なカプセル・個室群でシームレスな移動利便性を追求しているのに対し、阪九フェリー(神戸航路)は「展望露天風呂の設置」や「自由度の高いカフェテリアレストラン」など、クルーズ船のような情緒と上質感を前面に打ち出しています。洋上の温泉気分と優雅な船旅体験を最優先するなら、阪九フェリーに軍配が上がります。