神大病院の真骨頂は、兵庫県全域をカバーする先進医療と高度急性期医療にあります。特にがん診療においては、「がんゲノム医療中核拠点病院」として指定されており、標準治療が困難になった固形がん患者に対する遺伝子パネル検査や、最新の分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬を用いた臨床試験(治験)を積極的に実施しています。ロボット支援手術(ダビンチ手術)の症例数も国内有数の実績を誇り、低侵襲で体への負担が少ない外科治療が確立されています。
一方、夜間や休日に突然の体調不良に見舞われた場合の救急外来の受診方法には注意が必要です。神大病院の救急部は「救命救急センター」として、命に関わる重篤な三次救急患者(多発外傷、心不全、脳卒中、重症熱傷など)を最優先で受け入れる使命を担っています。
そのため、軽症や中等症の状態で救急外来を直接訪れた場合、重症者の処置が優先されて長時間の待機が発生するだけでなく、時間外選定療養費が加算される仕組みになっています。夜間・休日に受診が必要な場合は、まず「神戸市医師会急病診療所」や「#7119(救急安心センターこうべ)」に電話相談を行い、神大病院へ行くべき緊急性があるかどうかのトリアージを受けることが推奨されます。