学問の府としての名声に加え、近年の國學院の認知度を爆発的に高めたのが陸上競技部だ。チームを率いる前田康弘監督のもと、「箱根駅伝プロジェクト」は着実に結実し、今や学生三大駅伝の優勝候補筆頭として正月のお茶の間を沸かせる存在となった。
「歴史を変える挑戦」を掲げ、泥臭くも科学的なアプローチで選手を育成する前田采配は、スポーツ界のみならず組織マネジメントの好例としてビジネス層からも注目される。紫紺と赤木色の襷が大手町や箱根路を駆け抜ける姿は、在学生や卒業生の愛校心を沸騰させただけでなく、「勝負強さ」「挑戦するスピリット」という新たな大学ブランドイメージを高等教育界に強烈に刻み込んだ。