2026年の札幌クラフトシーンを語る上で欠かせないキーワードが「サステナビリティ」だ。今年のイベントブースを巡ると、北海道ならではの自然素材や、不要になった素材を美しく再生させた「アップサイクル作品」が顕著に目立つ。
例えば、北海道の森林保全活動で出た間伐材を活用した木製カトラリーや、エゾシカ革を用いたモダンなレザーアイテム。かつては廃棄されていた素材が、デザイナーの感性によって洗練された日常品へと生まれ変わる。単に可愛い・オシャレというだけでなく、「作品の背景にあるストーリーを買う」という消費傾向が、若者世代を中心に強く支持されている。