「正面顔を描くと左右で目の位置がズレる」「輪郭が平面的になってしまう」という失敗の根本原因は、頭部を「平面の円」として捉えてしまっている点にあります。頭部は奥行きのある卵形の三次元構造であり、この立体把握を補助するのが可愛い女の子顔のアタリの取り方です。
まず円を描いた後、下部に顎先を足した卵型をベースにします。中央に縦の正中線、横に目の位置を決めるガイドラインを引きますが、女の子の愛らしさを強調する場合、横ラインは円の中心よりもやや下(全高の下から3分の1〜5分の2付近)に設定するのが現代的な黄金比率です。パーツを顔の中心にやや寄せることで、幼さと柔らかい印象が自然に演出されます。
表情の生命線となる可愛い目の描き方シャーペン編では、上まつ毛のラインを太く弧を描くように太らせ、瞳の上部に濃いグラデーション(黒目上部と瞳孔)を集中させます。下まぶた側はあえて薄く細い線で抜くことで、光を含んだうるみのある瞳が完成します。
さらに立体表現の真価が問われる可愛い横顔の描き方女の子においては、「おでこから鼻先、口元、顎先を結ぶEライン」の傾斜が鍵を握ります。鼻先を尖らせすぎず、上唇をわずかに引っ込め、下唇の下にくびれを作ってから丸みのある小さな顎へ繋げるラインを意識するだけで、横顔の洗練度は格段に跳ね上がります。