ジョン・ケアード演出による舞台『千と千尋の神隠し』で主人公・千尋を演じ、英国ロンドン公演でも熱狂的なスタンディングオベーションを浴びたことは、日本の演劇史における金字塔となった。異国の観客を前に、身体表現と言葉のエネルギーだけで劇場の空気を支配したその力量は、現地劇評でも惜しみない賛辞を送られている。
幼少期から培われたミュージカルへの深い愛情と鍛錬は、大舞台での圧倒的な歌唱とフィジカルコントロールを支えている。読売演劇大賞の最優秀女優賞を最年少で受賞するなど、演劇界の重鎮たちをも唸らせる確かな実力。どれほど名声を得ても稽古場に誰よりも早く入り、台本と向き合い続けるストイックな姿勢が、舞台の神様に愛される所以だ。