2作品を通じて際立つのは、ロケ地選びの妙と、そこに挑む山下美月の並々ならぬフィジカル・メンタル両面の準備です。
1st写真集の撮影地となったフランス・パリでは、歴史ある石畳の街並みやアパルトマンの一室を舞台に撮影が敢行されました。当時「やるからには読者の記憶に一生残るものにしたい」と語った通り、初の水着・ランジェリーカットやお風呂でのすっぴん撮影など、アイドルとしての限界に挑戦。徹底した食事管理とトレーニングによる美しいボディラインは、発売と同時に大きな反響を呼びました。
対照的に、卒業記念写真集の舞台に選ばれたアメリカ・ロサンゼルスでは、突き抜ける青空とサンタモニカのビーチ、煌びやかなダウンタウンの夜景を背景に撮影。本人が「乃木坂46としての8年間のすべてを出し切った」と語るように、より引き締まった健康美と、肩の力が抜けた自然体の笑顔が収められています。単なる露出にとどまらない、ファッション誌のカバーを飾るような洗練されたアートワークが完成しました。