「山手線を電車でぐるっと1周して元の駅に戻ってきた場合、初乗り運賃で乗れるのか?」という疑問を持つ方は少なくありません。しかし、ここにはJRの運賃規則における厳格なルールが存在します。
結論から言うと、乗車した駅と同じ駅で降りる「1周乗車」は、初乗り運賃では精算できません。
JRの旅客営業規則において、乗車券は原則として「発駅から着駅までの区間」に対して運賃が計算されます。東京駅から山手線を1周して再び東京駅で改札を出る場合、同一駅発着となるため、環状線1周分の普通運賃(IC運賃で34.5km分の正規料金)が請求されます。
「大回り乗車(大都市近郊区間の特例)」を利用して安く旅行する場合も、「同じ駅・同じ路線を2度通らない(重複しない)」「発駅と着駅は異なる駅にする(例:東京駅から乗って有楽町駅で降りる)」という鉄則を守る必要があります。山手線を一周丸ごと乗り通す際は、ルールを正しく理解しておきましょう。