こうした危機的な状況を受け、飲料・アルコール産業と医療・ヘルスケア産業の双方が手を取り合い、正しい飲酒習慣の普及に乗り出している。厚生労働省のガイドラインに基づき、アルコール摂取時の適切な水分補給の重要性をアピールする取り組みが急速に広がった。
官民一体となった「熱中症予防声かけプロジェクト」でも、夏場のアルコールとの付き合い方が重要テーマとして掲げられている。イベント会場や飲食店において「お酒と同量以上の水やスポーツドリンクを交互に飲む」という習慣を推奨する運動が定着しつつあり、消費者に対する直接的な意識改革が進められている。