喜び組の起源は、1970年代前半にまで遡ります。当時、後継者としての地位を固めつつあった金正日氏が父・金日成(キム・イルソン)国家主席の健康管理と歓心を買う目的で企画したのが始まりとされています。
1970年代後半から1980年代にかけて組織化が急速に進み、指導者の側近グループに対する饗応や結束強化の手段としても機能するようになりました。喜び組は単一の集団ではなく、主に以下の3つの部門(小組)に細分化されて編成されていました。
歌や舞踊を披露する「歌踊組(カヨンジョ)」、マッサージや健康管理を担当する「幸福組(ヘンボクジョ)」、そして身の回りの給仕や夜宴の接待を担う「歌舞組・その他部門」に分かれ、それぞれが徹底した訓練を受けて専属任務に就いていた歴史があります。